学校生活紹介

大農歳時記

【農業科学科 乳牛班】ルーメンプロトゾアの観察をおこないました。

 7月18日(金)に農業科学科の乳牛班(3年生2名、2年生5名)で牛の第1胃内にいる微生物(プロトゾア)の観察をおこないました。

 牛の主食である草は、人が食べても消化することができません。しかし、牛は4つある胃の1番目の胃(第1胃、ルーメン)の中にいる微生物によって消化されます。

 牛の胃から直接ルーメンジュース(第1胃内の液)を採取し、その後、顕微鏡を用いて観察をおこないました。ルーメンジュースは一升瓶の半分(約1リットル)採取することができました。

 今回採取したルーメンジュースは、観察後、乳牛班の研究に利用されます。

 採取・観察をおこなった生徒からは「実際に動いている微生物を見ることができてよかった。」「ルーメンジュースのにおいが思っていた以上に強烈だった。」と感想を聞くことができました。

 農業科学科では、原理原則を大切に、科学的な視点からの授業や実習も展開しています。