本校に興味をもたれた方へ 下記の内容は、本校において重要な内容を記載しています。
あなたは、どんな高校生活を送りたいのですか。そんな進路選択の参考にしてください。
君に会えるのを楽しみにしています。

                                                 【問い合わせ先】
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北海道大野農業高校の教育
  昭和16年、道南の米どころ大野平野に地域の期待を担って設立されて以来、道南農業教育の拠点として農業の振興、発展に寄与してきました。
  校地内には樹齢100年を越える杉並木や黒松並木がそびえ、道内でも類例を見ない優れた教育環境を誇っています。

I. 本校の専門教育

 本校での学習は1年次に各学科ごとに、学科の教育内容全般を広く学習し、2年次以降専攻学習となる。各学科により専攻班が設定されており、生徒が希望するところを選択する。専攻学習は専門高校の根幹をなすもので、少人数指導のなかで専門性の深化や教師との信頼関係が醸成されている。
各学科の専攻班学習の内容は次のとおりであり、地域の実態や生徒の興味・関心、進路のニーズ等に配慮した内容となっている。

農業科
稲  作
水稲栽培を中心に作物栽培の基礎を学ぶ。ほしのゆめを栽培している。
畑  作
馬鈴薯、小豆、大豆、長いも、ゴボウ、長ネギ、麦類等の栽培の基礎を学ぶ。
畜  産
乳牛の飼養、飼料作物(牧草、デントコーン)の栽培をとおして、酪農の基礎的経営技術を学ぶ。
今年度は道南共進会でグランドチャンピオン受賞(道南で1番の乳牛を本校から輩出している)
農業機械
トラクター・作業機に関する基礎的知識や運転操作・利用方法を学ぶと共に溶接実習も実施している。
 *専門教科 1年次:農業科学基礎、農業情報処理、総合実習、植物バイオテクノロジー
         2年次:農業情報処理、総合実習、作物、農業経済、畜産技術、農業機械利用
         3年次:総合実習、課題研究、作物、農業経済、畜産技術
         共 通:2年次、3年次に学科共通の選択科目を設定している。

園芸科   
野  菜
トマト、メロン、カボチャ、トウモロコシ、枝豆、キャベツ、大根、人参セルリー、にんにく、カリフラワー等の栽培をとおして野菜栽培の基礎を学ぶ。
草  花
ベゴニア、ペチュニア、サルビア等の花壇苗、シクラメン、プリムラ、アザレア、サイネリア等の鉢花、ヘリクリサム、スターチス等の切り花栽培をとおして草花栽培の基礎を学ぶ。
果  樹
りんご、なし、ぶどう、プルーン、さくらんぼ、栗、胡桃、マルメロ等の栽培をとおして果樹栽培の基礎を学ぶ。
造  園
学校庭園管理、苗木圃場の管理実習をとおして、造園・庭園管理に関する基礎的技術を学ぶ。
生物工学
バイオ技術の実験・実習をとおして、イチゴ、ユリ、ラン科植物の優良品種、無菌苗、地域固有種苗の増殖等の基礎的技術を学ぶ。
  *専門教科 1年次:農業科学基礎、農業情報処理、総合実習、植物バイオテクノロジー
         2年次:農業情報処理、総合実習、農業経済、果樹、草花活用、園芸作物
         3年次:総合実習、課題研究、農業経済、果樹(草花活用、園芸作物:学科内選択)
         共 通:2年次、3年次に学科共通の選択科目を設定している。

食品科学科 
農産製造
食パン、カステラ、パウンドケーキ、イチゴジャム、プルーンジャム、味噌、トマトジュース等の生産をとおして、農産物加工の基礎的技術を学ぶ。
畜産製造
市乳、バター、ヨーグルト、アイスクリーム、ソーセージ、ベーコン、くん鶏、牛缶大和煮の生産を通して、畜産物加工の基礎的技術を学ぶ。
食品化学
アミノ酸、タンパク質、ビタミン、脂質等の食品分析、ガスクロマトグラフィーを用いた食品の微量成分分析技術及び、バイオリアクターの操作技術を学び食品製造に必要な基礎的な知識を学ぶ。
応用微生物
細菌の生理・生化学的特性や、各種食品の大腸群菌数の測定、酵母の分離等の実験をとおして、食品衛生や発酵・醸造食品に必要な基礎的な知識を学ぶ。
 *専門教科 1年次:農業科学基礎、総合実習、食品製造、食品化学
         2年次:農業情報処理、総合実習、農業経済、食品製造、食品化学、 微生物基礎
         3年次:総合実習、課題研究、農業経済、食品製造、食品化学、微生物基礎
         共 通:2年次、3年次に学科共通の選択科目を設定している。

生活科学科 
園  芸
枝豆、かぼちゃ、ホウレンソウ、じゃがいもなどの代表的な野菜栽培やマリーゴールド、サルビア、アリッサム等の花壇苗、シクラメン、カーネーション等の鉢花栽培を 通して、家庭園芸の基礎を学ぶ。また、環境問題にも積極的に取り組み、ミミズコンポストを利用した食品渣物処理方法の研究をNPO法人と連携して行っている。
生活科学
藍、アマランサスの栽培及び染め物、羊毛の染色等、自然の産物を生活に利用する知識・技術を学ぶ。
福  祉
地域高齢者との訪問交流など高齢者の問題について体験的に理解し、福祉に関する学習を深めるとともに、訪問介護員の資格取得についての基礎を学ぶ。
保育食物
学校や地域の生産物を利用した食材の研究、子供の食生活を改善する調理法の研究を通して、健康で豊かな食生活の在り方を学ぶ。(大農弁当の研究)
 *専門教科 1年次:農業科学基礎、農業情報処理、総合実習、生活科学
         2年次:農業情報処理、総合実習、農業経済、食品流通、農業・農村ライフ
         3年次:総合実習、課題研究、農業経済、食品流通、農業・農村ライフ、フードデザイン、希望者には訪問介護員2級取得コースあり。
         共 通:2年次、3年次に学科共通の選択科目を設定している。

*選択科目
2年次選択科目 共通   :家庭看護福祉、果樹活用
農業科のみ:食品流通基礎、農業マネージメント
園芸科のみ:食品流通基礎、農業マネージメント、造園基礎
生活科学科のみ:農業経営
3年選択科目A 国語表現T、日本史A、政治経済、生物T、実用数学、
ブラッシュアップイングリッシュ
3年選択科目B 共通:古典講読、化学T、農業情報処理、生物利用、農業機械利用、食品製造器
園芸科のみ:造園基礎
3年選択科目C 共通:植物バイオテクノロジー、実用国語、環境教育、くらしと食物
農業科のみ:動物微生物バイオテクノロジー、農業マネージメント
園芸科のみ:造園技能、農業マネージメント
食品科学科のみ:農業マネージメント
生活科学科のみ:農業経営、家庭看護福祉

II.  生徒の活動

(1) 生徒会活動
   平成19年度の部活動については、体育系は野球部、サッカー部、相撲部、ソフトテニス部、陸上部、 バドミントン部、女子バレーボール部、空手部、卓球部、バスケットボール部、ラグビー部がある。 文科系は、郷土史部、ボランティア部、茶道部、演劇部、美術同好会、新聞局、放送局などがある。特に伝統的な相撲部は全道大会でも常に好成績をあげ、国体・全国大会に出場している。他の部活動も好成績をあげつつある。また、生徒会行事が盛んで、特に毎年10月末に行われる緑園祭(学校祭)では、毎年2000人以上の来客があるほど盛り上がり、様々な部門で生徒それぞれが一生懸命取り組み、活躍している。

(2) 学校農業クラブ活動
   農業クラブとは、農業高校特有の学校行事を運営するための、生徒会のような組織のことで、農業高校に入学した人は全員農業クラブ員になります。その活動内容としては、農業高校の三大行事である@意見発表大会 A技術競技大会 B実績発表大会があります。その中の実績発表大会では、皆さん一人一人が自ら農業に関する課題を見つけ、それに対して計画を立て、実行していく能力を育成する活動を行います。本校の研究班活動は、作物の栽培、家畜の飼育、農作物の加工、それらについてのプロジェクト活動を行う班が19分野あります。本校の生徒は、地域大会、全道大会だけにとどまらず全国大会でも成績をあげています。

III. 農業経営予定者育成について
本校は、道南農業経営者育成対策協議会の援助を受け、農業経営予定者の確保・育成を推進します。

農業経営予定者とは
本校は、道南農業経営者育成対策協議会の援助を受け、農業経営予定者の確保・育成を図ることを推進しています。
 農業経営予定者とは
 @農家の子女で将来農家を後継する予定の生徒
   毎年年度始めに農業経営調書を提出した者
 A農業法人団体への就職や、農業関係の学校に進学を希望する生徒
   毎年年度始めに申請書類を提出し、認められた者
農業経営予定者には下記のような特待制度を設け、助成を行っております。
   1 農業経営調書を提出した入学者には入学金の一部を支援する(@)
   2 推薦入試で合格した上記の入学生の中で特に優秀と認められた生徒には義務入寮の際の運営費を支援する(自営学科の@・Aの中で1〜2名)
   3 農業経営に必要な資格(ガス・アーク溶接)の受講料の一部を支援をする(@)
   4 在学中自動車免許を取得した生徒で希望者には大型特殊免許取得費用の一部を支援する(3年次@・A)
   5 海外派遣に該当した生徒には派遣費用の支援をする(@・A)
   6 農業視察研修(道内・道外・海外)に参加できる(3年次@・A)

IV. 進学・就職について

本校で学んだことを活かした自営はもちろん、農業関係の進学・就職、指定校推薦に基づく進学・就職、在学中に取得した資格を活かした就職など有利な条件が多くあり、昨年度は進路決定率97%となりました。

(昨年度までの主な進学先)
大学・短大・・・私立大学・短期大学の農業関連学部等推薦入学制度を活用した進学がある。
酪農学園大学、拓殖大学、東京農業大学、道都大学、函館大学、青森大学、 函館短期大学、函館大谷短期大学、北海道東海大学 他
専門学校・・・ 進学者が年々増加傾向にある。進学推薦制度がある。
北海道立農業大学校、道立函館技術専門学院、函館調理師養成専門学校、函館短期大学付属調理師専門学校、函館医療保育専門学校、函館ビジネスアカデミー専門学校、北海道ハイテクノロジー専門学校、函館理容美容専門学校、北海道介護福祉専門学校、札幌科学技術専門学校、タキイ園芸専門学校、代々木アニメーション学院、北海道農業専門学校、函館臨床福祉専門学校、北海道情報専門学校 他

道南の農業関係、食品製造、福祉関係、サービス関連、ホテル関係、建設業の就職が多い。
学校指定で推薦枠をくださる道外や道内の企業も少しずつ増えてきている。
(昨年度までの主な就職先)
道南農業試験場、農業改良普及センター、大野町役場、JA新函館大野支店、美しが丘敬楽荘、ふじの学園、 渡島リハビリテーションセンター、日立セミコンダクターメAメイホク食品メA築城園芸、野口観光(株)、 啄木亭、(株)ハルキ、(株)久保製作所、日本フードパッカー(株)、大沼プリンスホテル、千秋庵、山崎製パン、 (株)オーディンフーズ、(社)函館ベイサイド病院、慈愛会病院、(有)ペシェ・ミニョン、カールレイモンメA 函館酪農公社、トヨタ自動車(株)、(有)桃井造園、第一セメント(株)、(株)太陽グループ、(株)池見石油店、(有)魚長、(株)アーテス函館、自衛隊 他

X. 在学中に取得可能な資格  

危険物取扱者(乙4類、丙種)、小規模ボイラ、電卓計算検定、文書処理検定(ワープロ)、簿記検定(商業簿記)、 珠算検定、英語検定、漢字検定、トレース技能検定、ペン習字、ガス溶接技能、アーク溶接技能、毒物劇物取扱者、 訪問看護員2級、ビジネスマナー検定、造園技能検定、食品衛生責任者、生物分類技能検定、サービス接遇検定、緑・花文化の知識認定、普通救急救命、パソコン検定 農業技術検定 食生活アドバイザー検定 他


VI. 農業経営者育成寮の教育と生活について
  平成11年3月に本校では2代目になる農業経営者育成寮が完成しました。黒松並木西側の鉄筋コ ンクリート2階建ての建物です。生徒が一定期間快適な生活ができるよう、いろいろな配慮がなされた近代的な建物です。

1 教育方針
1) 目標 規律ある共同生活を通して自主、協調、責任を重んじる態度を養うと共に豊かな人間性・社会性を育てる。(人間性・社会性の涵養)
       国際化、情報化の新しい時代に対応できる近代的な農業経営者と産業人を育成する。(近代的な産業人の育成)
2) 期間
   農業科     4月〜9月(6ヶ月間)
   園芸科     4月〜9月(6ヶ月間)
   生活科学科  10月〜3月(6ヶ月間)
      ※農業科、園芸科、生活科学科は必ず6ヶ月以上の寮生活をしなければなりません。
3) 寮生活は必修単位 決められた期間、寮生活、実習をしなければ進級・卒業はできません。

2 寮生活についての基本
1) 部屋は2人部屋で、ベッド、机、ロッカー、整理棚が設置されています。また、パネルヒーターが設置され、集中暖房となっています。
2) 入浴は月・水・金は男子、火・木・土は女子の入浴日となっています。ただし、シャワーの使用は毎日許可しています。
3) 土曜日、日曜日、祝祭日は帰省許可日(自宅に帰ってもよい日)となっています。
4) 1日3食用意されます。
5) イレは水洗トイレで、洗濯機、乾燥機が各階に設置されています。
6) 娯楽室にはテレビ、ジュースの自動販売機も設置されています。
7) 点呼(出席確認)は1日3回実施しています(朝、夕、夜)
8) 基本的に、携帯電話等の寮内持ち込みについては許可していません。

3 実習について
牛舎で牛の管理実習、稲の育苗管理、牧草の収穫、ジャガイモの除草、草花の鉢替え、野菜 の管理、果樹園の摘花、学校庭園の管理、食品科学科での加工実習等を実施しています。
      早朝実習   6:10〜 7:00(10回/1人)
      放課後実習 15:35〜16:50(9回/1人)

4 寮費について
農業科・園芸科・生活科学科 約28,000円/1ヶ月(食費は980円/1日×22日)
遠隔者入寮(鹿島寮、清和寮の上記以外) 約32,000円/1ヶ月
  ※農業経営者育成入寮のため、農業科、園芸科、生活科学科は光熱費等が補助されています。

5 主な行事
入寮説明会、入寮式、入寮オリエンテーション、入寮歓迎パーティ、OB講話会、校長講話会、視察研修、ボーリング大会、ビデオ鑑賞会、外食会、焼肉パーティ、芸術鑑賞会、スポーツレクリエーション、芸術教室、退寮パーティ、退寮式